イチ流の古民家の選び方

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古民家って探すのも大変だけど、選ぶのも悩む、みなさん経験あるんじゃないですか?
ネットをウロウロして、古民家を探し、気になる物件にチェックを入れるでしょ、そしてじっくり吟味してみるけどピンとこない、その繰り返しでしょう、わかりますよ、僕も同じでしたから。
理想の古民家を探し求めても出てこないもんです、そこで、古民家を選ぶポイントを整理してみましょうか。

僕が古民家を選ぶ時に重要視したポイントを例にします。
1、予算200万円以内
2、築年数100年前後
3、集落内の古民家
4、大黒柱、梁が極太
5、自分好みの古民家
重点項目はこの五点で当てはまる古民家を探していました。
もちろん、自分なりの理想はあるけど、理想と現実にいかに近い物件を見つけるかで選び方が変わると思います。

1の予算に関しては、購入費用と再生費用を考えると200万以内が現実的。
古民家でそのまま住める状態であっても、何らかのリノベーションや手直しは発生する事を前提にして、購入費用と再生費用の予算を考ておかないと予算オーバーになっちゃう。

2の築年数は戦前の古民家は建材に良い物を使ってることが多くて、逆に戦後は復興の為、家の数を作らないといけない時代で建材が質素な事が多いんですよ。
なので、築100年前後の古民家が1番良い。

3の集落内にこだわったのは、人里離れた里山にぽっんと1軒家だと寂しいっす。

4の大黒柱、梁が極太は男のロマンだから。
古民家と言えば、極太黒光りの大黒柱と梁が魅力でしょ、憧れっす。

5はそのままです、いくら1〜4に当てはまっても自分好みでなかったら住みたいとは思わんもんね。

1〜5の全てが当てはまったら無条件で買いです。
でも、妥協も必要なんですよね古民家を選ぶのって、そもそも、古民家の数が少ない中で理想の古民家はなかなか出てこない。
理想ばかりを追い求めても時間だけが過ぎていくから、妥協点を見つける、例えば、築年数が100年ではなく築70年で戦後の古民家でも大黒柱、梁が極太で造りが最高なら妥協できるでしょ。
集落内の端っこなら逆に良いかも。
自分好みに近いけど、ちょっと違う!でもそれって自分好みに直せば良いだけでしょ。

要するに妥協してでも自分好みの古民家かどうかが1番重要って事なんですよ。
でもね、妥協したら後悔するかもしれない事もあるんですよね、例えばシロアリさんに土台が食い荒らされてる、屋根から雨漏りしてるけど理想の古民家だから直せば良い。
確かに直せばOK、でもね、床下の土台と屋根の葺き替えはびっくりするくらいお金がかかるからね。
マジで
それだけの予算があれば購入しても良いと思う、あと、補助金分で直せるなら良いけど、予算的に厳しい場合は無理しない方が無難。
考え方なんだよ、購入費用➕再生費用なら再生費用を購入費用に足せば1ランク上の古民家を購入できるかも?
できるだけ痛みの少ない古民家を買って修繕費用を少なくする方が良いっていうのは、痛みが激しい古民家は全体が傷んでる可能性大だから、どこまで直すのかを考えないといけない、痛みの少ない古民家はそれだけ大切にされてて、きちんと管理されてたので購入後も安心!

あと、残置物が大量に放置されてる古民家は傷み激しい事が多いよ、理由は片付けできない人が家の管理をきちんとできる訳がない、そして、長年残置物が放置され空き家期間が長いと湿度や害獣によって家が痛むスピードが半端ないっす。
僕も、内覧で経験あるんだけど残置物が所狭しと室内に溢れてる古民家は臭いっす。
カビとか、いろんな匂いが混ざってる感じ?
片付けるだけでも時間と費用が半端ないと思うよ、逆に生活用品や家電なんかが残置物として残ってるのはアリだと思う、逆にあざっすって感じ。

重要ポイント、妥協ポイント、修繕箇所、残置物の有無をトータルで考えて、それでも欲しいと思えるならその古民家は買いです。
色々とね書いちゃいましたけど、自分が気に入った古民家を買っちゃえって事です。
古民家は中古物件なんですからね、気に入らない箇所なんて探せばキリないくらいありますよ、そこで悩んじゃう、そんな人は新築を建てましょう古民家風のあるから、いくらでも自分好みに出来るから。
古民家を理解して、良さが分かる人でこだわりがある人じゃないと、きっと後悔することになると思うよ。
まぁ、古民家を買おうって人は勉強して理解している人だと思うけど、見た目やブームだからって選んじゃうと現代の住宅とは全く違うからね。
でも、古民家って最高だから、移住を考え計画してる人は選択肢の1つとして検討してみてください、探すのも大変だったり、時間もかかりますけどね。

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コメント

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