古民家再生計画を立てるとやりたい事が多すぎる問題

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古民家の再生を考える時、まずはどんな暮らしがしたいのかによって変わってくる。
僕は自然と共に暮らしたい、奥会津の豊かな自然と調和した生き方が理想なので、まずはこだわりを書き出してみた。
1、新建材は使わない。
2、間取りは変更しない。
3、大正元年築当時の状態に戻す。
4、囲炉裏は残す。
5、薪ストーブを設置する。
とりあえずのこだわりは五点なんだけど、新建材の合板や断熱材などはNG。
基本は元の状態に再生する事なので間取りは変えない、だけど、古民家の改築はやはりされているのでそこはぶっ壊して元の状態に近づける。
やっぱり、古民家って魔改造されてる事が多いんです、時代と共に生活様式も変化するからそれに合わせて改築されてるけど、大体、違和感がある。
だって、100年前の古民家に新建材がマッチするはずもなく、その部分だけが変に主張してるんだよね、その部分を取り壊して違和感なく仕上げていく。

はい、これが購入予定の古民家の間取りなんですけどね、ちょうど真ん中の部屋に囲炉裏が切ってあるのでキッチン横の部屋に薪ストーブを置きたいなぁと考えてるけど、ここが問題で、実は2階があるので煙突を真っ直ぐ立ち上げるにはちょっと難しいかも。

はい、これが2階部分ね、囲炉裏の部屋の上は物置になってるからこっちなら問題なく煙突を真っ直ぐ抜く事ができる。
この古民家のこだわりの中心は薪ストーブなので設置場所に関しては業者さんと打ち合わせで決める、茅葺にとたん被せてる屋根なので流石に煙突は業者さんにお願いしないと火事で全焼なんて洒落にならんからなぁ。
キッチン横のグレーの部屋は食品の貯蔵庫なんだけど薪部屋にする、キッチンは写真で見る限り床がダメになってるので1から作り直し、キッチンと隣の部屋は繋いでカフェ板で床を仕上げる予定で囲炉裏の部屋もカフェ板にする。
他の部屋は畳のまま、トイレはぼっとん便所だから水洗にして、小便器が隣にあるんだけど撤去して洗濯機置き場にする。

今、考えてるのはこんな感じ、古民家再生はDIYで進めるからプロのような仕上がりにはならないけど、自分で自由に好みで直せる楽しみがあるよね。
そして古民家は自由度が高くて造りが単純だからどうにでもなる、でも、基本は傷んでる所を再生して古民家本来の良さを引き出す事が目的になる。
この古民家、空き家期間が約10年なんだけど、換気などの管理をしていたかどうかは不明なので内覧で確認は必要なんだけど、傷んでるのは仕方がない、どうせ直せるからあまり気にしてはいない。
計画では冬の期間に床の張り替えを終わらせて、春から夏にかけて仕上げる計画、来年の9月に農家民宿12BASEをオープンしたい。
約1年で古民家再生を仕上げる予定でいます、まぁ、計画通りには行かないだろうけど!
カッコ良く仕上げますよ。

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