古民家暮らしのテーマは、僕達が輝く、もの こと じかん

古民家で暮らすということ、それは暮らしを楽しむことだと思う。
僕達は暮らしの中心に古民家がある。

田舎に移住し、古民家で暮らし、自分らしい自由な暮らしがしたい。
言葉にしたり、想像することは容易いが、いざ、暮らし始めると理想と現実のギャップに戸惑う人も多いんじゃないかな?

必要なのはテーマだ、古民家暮らしのテーマを決めておけば、暮らしのイメージや計画を決めやすいし、何より自分達が古民家で暮らす事への第一歩となる。

今回、僕達は新潟県五泉市に活動の拠点を移す予定なんだけど、そのテーマが僕達が輝く、もの こと じかん なんですょね、『もの こと じかん』とは暮らしを指しています。
もの とは古民家や古き時代の道具、こと とは不便を楽しむ事、じかん とは手間です、古き良き時代のものを使い、不便だけど楽しくことを行い、手間をかけて暮らすじかんを大切にする。

もの こと じかんを大切に暮らすことで、僕達が輝き自由な暮らしにつながるというテーマなんですけどね、古民家って実は不便なんですよ、間取りや使い勝手は建築当時に考えられたから、現代の生活スタイルにはあってない、だから昭和の時代にリフォームされていることがほとんど。

明治時代の古民家なんて、屋外にお風呂やトイレが別に作られていたからね。
台所だって土間だったし、今では考えられない間取りだけど、昔は当たり前、きっとそれが普通で不便とは考えていなかったんだろうし、その間取りがその時代では効率が良かったんだと思うよ。
逆にいえば、その時代に近い暮らしであれば不便ではないんだろうなぁ?

その考えから、僕達が輝く、もの こと じかん というテーマが導き出されたんだよね。
僕達は古民家が建築された明治時代の暮らしに近い生き方をしたいと考えてる、それが人間らしい生き方だと思うからなんだけど、例えば、人生の時間を切り売りして、やりたくも無い仕事を指図されながら暮らすより、畑を耕し、宿を運営しながら刺激を受ける人との関わり、時間を自由に使い暮らすことが、もの こと じかん を大切に生きる事こそが幸せな暮らしだと、この2年間で気づいた事なんだよね。

例えば、かまどでご飯を炊くには、薪を割らないといけない、枝拾いも必要だけど、かまどで炊いたご飯はめちゃ美味しい、手間暇かけて美味しいご飯を炊く。
今ならめんどくさい事だろう、炊飯ジャーで事足りる、だけど、満足感は得られない、ご飯を炊くための準備までの作業が実は楽しかったりする。
薪割りも、枝拾いも体力を使い腹が減る、かまどで炊いたご飯の匂いでよだれが垂れるだろう、自分達で育てたお米ならなおさら美味いだろうね。

掃除をほうきやハタキ、雑巾で、時間はかかるけど掃除機よりも綺麗になる、人の営みは時間をかけることで幸福が得られるのだと感じている。
時短=急ぐ暮らし
便利=味気ない
そういう事なんだと思う。

全てが明治時代のような暮らしにはできないけれど、僕達が輝く、もの こと じかん というテーマは暮らしを豊かにしてくれるだろう。
今の時代と逆行する暮らしだけど、人の幸せはそれぞれだから、こんな生き方もありなんじゃ無いかな、どんな暮らしでもその人が幸せならそれが正解なんだから。

そして、僕達のテーマで暮らせる環境が必要だという事なんだよ、いくら思い描いていても、考えてる環境が揃わないと理想の暮らしはできない。
僕達は畑を耕し、鶏を飼育し、宿を営み、自然に寄り添った自給自足の暮らしを目指している。
環境や立地、集落など条件を精査して拠点を選ぶ事の重要性を声高に伝えたい、古民家よりも環境や立地が大切なんだと知ってほしい。

おわり

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古民家をこよなく愛する12BASE代表イチです。 自身の古民家移住体験をもとに、古民家DIY、半農半X、古民家購入など幅広くリアルな情報をしています。

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