
どうもぉ12BASEのイチでございまする。
豪雪地帯の寒さは身に染みるっす。
古民家DIYも始まり順調とまでは行かないけど進んでますよ。
だだ、動画撮影しながらの作業って難しいって知ってた?僕は甘く考えてたから作業が超大変なのです。
YouTube用に撮影するから作業が進まねぇ!
で、撮影するからこそわかる事もあって超楽しくもあるんですよ。
YouTubeを視聴してくれてる方ならわかるよね、今、解体の真っ最中っす。
とにかくベニヤを剥ぎ取ってる。
まだ視聴してない方は是非ご覧下さい。
ずっと疑問に思ってた?なんでこんな味気ないベニヤをペタペタ貼ってあるんだろう?
その疑問が解けたのは近所のおいちゃんから聞いた話で判明した。
昭和の頃に多くの古民家がリフォームをしてたらしい、それはなぜか?バブルで金があってみんなオシャレな家に憧れていたから。
黒く煤けた柱や壁、住んでいる人は恥ずかしいと感じていたらしい、新しい家に憧れていたけど建て直すことはできないから、せめて内装を新しくリフォームしたい。
そうなんです、住んでる人からすれば古民家の価値なんてわかんないんです、古い家って感覚しかない、だから少しでも見栄え良くしたい。
それが昭和のバブルの頃に一大リフォームブームになっていたから古民家には化粧合板や似つかわしくない内装が残ってるのはバブルの名残りなんです。
時代が過ぎて古民家の価値が見直されると、昔のリフォームが邪魔者扱いされるんですよね、昔は最新の化粧合板やベニヤでも今となっては安っぽくて古民家には似合わない代物になりました。
古民家らしさを求める僕からすれば邪魔者扱い。
なんて事してるんだよって思うくらいダサいリフォーム!
でもね昔はそれがブームで流行りだったんでしょうね?
まぁ、仕方ないっす、それも古民家の歴史っす。
で、昔の雰囲気を取り戻すべくぶっ壊してるんですけど、いろんな事が見えてきた。
多分、この古民家は3度リフォームされてる様子。
残置物に写真や請求書が残っていたので、そこから分かるのは昭和30年頃に土間だった場所に台所などを増築していて、昭和50年頃に2階部分を増築、昭和60年頃に改修をしている記録が残ってました。
今解体している場所は昭和60年頃に改築された場所なんだけど、ちょうどバブル期だね。
そして何よりこの時の大工は絶対に腕が悪かったはず!
かなり無茶な改築をしてるんですよ、素人目にもこれはダメだろうというのがいくつかある。
家主の要望を聞いたらそうなったってのもあるだろうけど仕事が雑!
古民家自体の創りはメチャいいんだけど、改築が雑すぎて勿体無いっす。
今は、その雑な改築場所をぶっ壊してる最中。
壊していくと本当に創りが良いんです。
なぜこれを隠す必要があったの?状態。
例えるならスッピンがめちゃ可愛いのにケバい化粧している女の子みたいなもんです。
ナチュラルメイクで良いのに、なんで厚塗りするんだよてな感じですよ。
古民家もシンプルが1番かっこいいと思うんです、無駄なものはいらない素の状態が1番良い。
古民家再生は解体から始まるけど、112年前のモノは壊さない。
改築によって後から付けられたモノを取り外す。
できるだけ大正元年築の状態まで近づけたい。
お金をかければどんな古民家にでも出来る。
でもね、動線を良くしたり、断熱機密したり見栄えが良くなっても、もはやそれは古民家なのか?
古民家もどきになってないか?
そんな疑問が湧いてくるんです。
DIYしているとこのままの状態を維持したいと思えてくるんですよ。
変にいじくるよりも本来の古民家の雰囲気や良さを生かしたリノベーションに魅力を感じちゃう。
だって僕は古民家が好きで、古民家に住んでるんだもん!
アイラブ古民家っす。

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