古民家を探すなら今だね。おすすめの古民家編

新年早々、メデイアからブログを見て取材依頼が入った。
古民家について、探し方、購入、ポイント、古民家暮らしについて取材したいので、イチさんのぶっちゃけ体験をお話ししてもらいたいらしい。
喜んで、なんでも喋っちゃいますよ!

1時間ほど打ち合わせでお話しさせてもらったんだけど、古民家大人気で、物件がなくて余計人気になってるらしいよ。
欲しくても買えない状況、まぁ、これは今に始まったことではなくてさぁ、前からなのよ、古民家って「築年数50年以上」か「昭和25年以前」を指すんだよ、古民家には明確な定義がないけど、昭和25年(1950年)以前(建築基準法が制定される前)の建物を古民家としてるね。
だけど、50年前の古民家、実は建売住宅も古民家になる?よね。

古民家には明確な定義ないというのは、そういうことなんだよ。
僕は今までに50軒ほどの古民家を見てきた、リフォームした古民家や明治時代当時の面影が色濃く残る古民家など、そして思ったというか、確信したことがある。
それは、明治初期から大正中期までの古民家は最高だということに気づいたのですよ、この約60年の間に建てられた古民家が何故良いのか?
もちろん地域にもよると思うけど、調べてみると納得しました。
それは、材料と職人、そしてお金です。

明治初期から大正中期は日本の近代化の時代だったんですよ近代化の基盤作りが進み、「大正デモクラシー」と呼ばれる民主主義的な風潮、自由な気風が広まりました。
それに伴い、建築も古き職人の技術と近代技術が融合し、今では考えれない材木が当時は当たり前にあったので、一流の職人が最高素材を使って家を建てた、そして施主も職人に任せてお金を気前よく出してた時代なんです。
明治初期から大正中期って近代化でみんなお金持ってた時代なんだって、ローンなんてない時代だもんね、だから良い建物が多いという事、そして現代に残るその時代の古民家は、いまだに現役なのです、100年以上前の木と石と土で建てられた家が現代に残る、それは奇跡なんですよ。

明治初期から大正中期頃の大工さんは自分達の技術を競ってたそうです、そして、技術だけではなく遊び心も併せ持っていた、だから古民家には大工さんの遊び心が随所に残ってることがあるんです、意外と見えない所に。
棟梁は自分が建てた家には、名前を墨書きしますから、誰が建てた家なのかわかるんですよ、だから下手な仕事はできない、それだけ責任とプライドを持ってたんです。
今の家は、○○工務店さんが建てたじゃないですか、でも昔は〇〇棟梁が建てたと言って施主さんも誇りに思ってたそうです。
古民家は職人が建てた家なんですょ、現代の家とは作りも材料も技術すら全く別物、高機密高断熱そんなのないですよ古民家には、でも、夏は涼しいです、古民家は湿度の高い夏を快適に過ごせるように建てられてる、逆を言えば冬はガン無視、着込んで囲炉裏や火鉢で乗り切れ状態ですから。
基本、木で建てられてるから隙間ができる、明治初期なんてサッシなんてない、障子だったからね和紙1枚で外と中が区切られてた!
昔の人達はスゲ〜なぁ、まぁ、それが当たり前の時代だったんだけど。

話は戻って、100年から150年以上昔の古民家、数は限られてるんですよ、これに立地や古民家の状態最高なんて物件に出会えることなんて奇跡っす。
そして、問題は昭和のバブルの頃にリフォームされた古民家が多い。
新建材を使って洋風にされてたりする、時代の流れなんだけど似合わないのよ古民家と、リフォームで柱を抜かれたり、切られたりしてるともう最悪。
明治や大正時代当時のままの古民家は皆無、なんらかのリフォームはされてるけど、元に戻せるリフォームなら大丈夫。
どんな古民家を求めるのかは人それぞれ、僕の理想は明治初期から大正中期頃で小規模リフォームの古民家。

今回はおすすめの古民家編でしたが、次回はこんな古民家最高編をお届けします。

おわり

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古民家をこよなく愛する12BASE代表イチです。 自身の古民家移住体験をもとに、古民家DIY、半農半X、古民家購入など幅広くリアルな情報をしています。

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