古民家再生計画に悩んでる

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当初から考えてたDIY古民家再生に悩んでいる12BASEのイチでございます。
こんなに悩むとは思ってなかったんだけど、いざ古民家で暮らしはじめて残置物処理が終わり古民家の現状を把握するとマジで悩む。
悩んでる事
1、古民家再生プラン
2、どこまで再生するか
3、補助金の予算配分
4、完成イメージ

⚫️古民家再生プラン
1番の悩みどころ、全体のイメージを考えた時に今まではDIYで再生する計画だったんだけど、古民家改修に町から上限150万円、3/4の補助金が出るので、自己負担50万円で200万円の工事が出来る事になるんだけど、DIYではなく町の業者さんに依頼しないと補助金が出ないことが発覚!
いゃぁ、マジですかぁ、僕の調べが足らんかった!
前回お伝えしたように土台の腐りにより一部の床が沈んでいるためジャッキアップして土台交換をしないといけない、ここは素人では無理なので大工さんに依頼する事にしてた。
ここから悩みが始まったんだけど、YouTubeではDIYでカッコよくリフォームしてるでしょ、僕もそれに挑戦したかったんだけど、ある時、動画を見ていて気づいた事が悩みの原因なのですよ。
それは

外観古民家、内装新建材それってどうなん?

かっこいいですよ、僕も憧れて挑戦したくなったから、でもね、伝統建築って釘を使わず建ててるでしょ、でも、素人DIYって思いっきり電ドリでビス打って合板や石膏ボード使うじゃない、それに違和感を持ちだしちゃった僕。
僕の理想は大正時代の古民家をその頃の姿に戻す古民家再生なんですけど、正直、素人がDIYするとカッコ良くはなるけど、将来、たとえば100年後にこの古民家は残っているのか?
って疑問が湧いてきた。
それならば、傷んでる箇所を大工さんに直してもらい、直った状態の古民家を理想とする大正時代に建った当時の状態に戻す工事を自分でDIYするのが正解だと思い始めた。
DIYも自分なりのルールがあって新建材は使わない。

残置物処理の後、古民家の各部を見ていき屋根裏や建て方を見ていくと大正当時の様子が見えてきた、資料的には当時の写真なども残っていて今とはかなり違う事もわかったんです。
この古民家は茅葺きトタン屋根、屋根裏に上がると囲炉裏で燻された梁や茅葺きが観察できるんだけど、屋根裏部屋(倉庫)は元々なくて吹き抜け状態だった事がわかる。
台所も玄関も土間で後から今の状態に作り替えてる、そこで悩みは

⚫️どこまで再生するか
大正当時の状態まで戻すのか、それとも今の状態から理想とするところまで近づけるのか、悩んだんですよ、天井ぶち抜いて土壁壊して梁や柱を見せ、大空間を作り出す、カッコイイ古民家になるし当時の姿を再現できる。
でも、実際暮らすとなると現実的に厳しいかな?
いろんな意味で、というのも将来的には古民家民宿 玉川屋として営業する事になる、その時に客室が外気温と同じでは問題があるでしょ?
あぁ〜悩む〜。
結論的には天井は抜かずに、今の状態からリフォームされてる場所の新建材を取っ払い再生する事を考えてる。
でも、悩むぅ〜。

⚫️補助金の予算配分
町の古民家改修補助金が200万円、民宿を始める時の県の補助金が100万円で3/4出るので50万円自己負担で150万円、合わせると自己負担100万円で350万円の予算となるけど、今時点で確定しているのはイエルカの薪ストーブ35万円、浄化槽を設置する負担金20万円と排水設備工事に約100万円くらい。
浄化槽を設置する負担金20万円は自己資金だから、補助金で使うのはイエルカの薪ストーブ35万円、排水設備工事に約100万円、それに土台工事、電気配線工事、床の板張りなどが加わる。
排水設備工事に約100万円はほぼ確定なので残り予算が250万円、この予算を再生時期に合わせて申請し、工事を進めないといけないのですよ、だから優先順位が大切。
8月にイエルカの薪ストーブが納品なのでそれまでに設置場所の工事を終わらせる必要があるから、土台工事が最優先で次が薪ストーブ設置、浄化槽、排水設備という順番になりそう。
限られた予算の中でどこまで出来るのか?
やってみないとわからないね、とりあえず来春に見積もりを出してもらって優先順位を決めて進めるよ。

⚫️完成イメージ
なんとなくのイメージしかないんだよね、やってみたいことは沢山あるんだけど完成イメージが全く湧いてこない。
僕の性格上、工事しながらイメージを膨らますタイプだから行き当たりばったりで進むかも?
でも、基本は古民家を大切に次の世代まで残したいから今を大切に再生したいと思ってる。
大正時代の雰囲気を大切に、アイデアを取り入れながら古民家民宿としての機能をプラスして最高の宿にしたいのです。

古民家を手に入れた人の共通する悩みだと思うけど、古民家再生はやっぱりコンセプトとプランが大切で、後悔しないためにもじっくり考え大工さんとも相談しながら進めるのがベストだと思う。
今回は誰もが悩む古民家再生について書いてみましたけど、予算内で理想の古民家にする難しさが僕にもわかってきました。
宝くじ1億円当たったら楽なのになぁ、買わんけど‼️

NO OLDHOUSE
NO LIFE

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コメント

  1. 素人大工 より:

    こんばんは、二度目のコメントです。奥会津への移住生活を楽しんでますね。(^o^)

    いよいよ再生計画ですか。
    悩みは尽きないようですが、今すぐにでも図面化してああだ、こうだと何度も書き直すことをお勧めします。
    工事が始まってしまうと、途中で変更はお金と時間の無駄遣いになりますよ。(先駆者の経験)

    農家民宿の実態は判りませんが、宿主の生活と宿泊客の生活は同居みたいになるのでしょうか?
    互いのプライバシーをどの程度守るかで再生計画も大きく変わるように推測してますが、どうなんでしょう。

    今後の計画や再生工事の進展を楽しみにしています。

    • 12BASEイチ 12BASEイチ より:

      素人大工さん
      こんばんは、お久しぶりですコメありがとうございます。
      地区の人たちが親切で快適に生活してます。
      図面化ですね、僕も何度も書き直しては、丸めてゴミ箱ポイになってますが、少しずつアイデアが具体化してきました。
      宿主とゲストの生活の場が同じになる為、再生計画が難しくて悩んでるのです、プライバシーの確保も課題なんですが、つかず離れずの距離感も大切なので良い塩梅の落とし所を模索してます。
      これから雪になるため再生工事は進まないと思いますが、ジックリ計画を立てていきますのでお楽しみに。
      12BASEのイチより