特集記事として、古民家に暮らしてますシリーズをはじめました。
古民家に暮らしてみないと、わからない疑問を解決するシリーズです。
もう春なのに冬って寒いの?古民家は春でもまだ寒いっす。
古民家を語るとき、冬の寒さは永遠のテーマでしょう、ではなぜ古民家は寒いのか?
100年以上前に建てられた住宅です
断熱材なんてねぇんだよ
そういう事なんです、一言で終わりです。
もうね、現代の新築と古民家を比較する論調に嫌気がきている僕なんですけど、古民家は寒いで良くね?
僕はリノベした時に、最初から断熱材は使わないと決めてました、もちろん使えば古民家も快適に冬を過ごせるとわかってましたよ、でも、入れなかった。
寒いのはもちろんわかってましたよ、木製建具なんかきっちり閉まらないし、縁側なんて板の隙間から地面見えてるし、室内なんて外気温と変わらないからね。
でも、寒いを選んだんです。
それは、
日本男児は
こたつに入って
ミカンだろ
って思ったからなんです。(大真面目に)
例えば、24時間換気システムで、家全体が一定温度で管理された住宅って快適だよね〜。
じゃ、快適以外に何がある?
僕は喜怒哀楽を古民家に求めてたんですよ、帰宅して寒いなぁ〜とブルブル震えながらこたつのスイッチを入れ、薪ストーブに薪を焚べながら寒いなぁ〜(2回目)って言いながら部屋が温まるのを、こたつに入り耐え忍び、あっ、お風呂入れよっ、お湯がたまるまでみかん食べて待つ、お風呂から上がると部屋がいい感じに温まってる。
今日は寒かったなぁ〜、今日の晩御飯なに?って暮らしが最高っす、今日も生かしてくれてありがとうって感謝してます。
僕は営みを大切にすることで、古民家の暮らしを楽しんでいます、これが、24時間換気システムで管理された古民家なら楽しくない、ただ、古民家風の家に暮らしてますってなるでしょう。
古民家の暮らしって、季節との共存だと思うんですね、冬は寒いのが当たり前だけど、お風呂に入るときに『ハァ〜』って声出しながら極楽じゃ〜って言ってる僕はキモいらしいです。
でも、この気持ちよさを大切にしてます、ぬくぬくのお家に帰りお風呂に入る、ぬくぬくのダイニングでご飯を食べるより、冷えた体を温めてくれるお風呂のありがたみ、薪ストーブの上に乗せた鍋に入ったおでんを食べる、想像してみて、どっちが充実してるか?
快適な暮らしなら新築でいいじゃん、わざわざ古民家を選択することないし、古民家をリノベして24時間換気システムにする必要もないんです。
古民家風の24時間換気システムで新築建てれば良いだけ、古民家の冬は寒い。
それが現実なんだよぅ
でもね、薪ストーブやコタツ、ストーブや火鉢、暖を取る器具はたくさんある。
だって、100年前なんて火鉢と囲炉裏で冬を過ごしてたんだよ、現代なら薪ストーブ!
僕ははじめから決めてた、古民家に薪ストーブ入れるから断熱はしないと、入れたらもっと暖かく過ごせる空間をつくることはできたけど、自然な暖かさが欲しかったということ。
古民家に暮らすことは自然を受け入れること、冬は寒いけど、春、夏、秋は窓を開け放てば風が通り抜け四季を感じる、自然との共存、それが古民家で暮らすということです。
寒さをなんとかするのではなく、冬の暮らしを工夫して楽しむが古民家の冬の過ごし方だと勝手に思ってますが、温度と湿度を一定にコントロールされた住宅は快適だよね〜。
でもそれって、培養カプセルと同じゃないかな?多分、人間の生存本能であったり、免疫力は退化していくと思う、生きる強さを生み出す暮らしが春夏秋冬と共存する古民家には生まれるんじゃないかな?
冬の寒さは捨てたもんじゃない、楽しみを見つければ充実した冬を過ごせるということなんです。
古民家は寒い論争は結局のところ、快適性を求めるからだろうね、古民家に快適性はないけど、暮らす楽しみはある、その楽しみを見つけることができれば、冬も寒さも生きることにつながる、充実感になるということです。
おわり
