今年1年の古民家移住を統括する前編

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みなさま今年1年、12BASEにお付き合いいただき、ありがとうございました。
無事に年末を迎えることが出来ました。

年末にまさかの救急車で搬送されるなんて思ってもなかったけど!
トイレが下血で血の海と化して一時は俺やべ〜かもなんて頭をよぎったけど、細菌性ウイルス腸炎でした、2日の入院で無事に帰宅できたデス。

救急車で病院まで1時間30分、田舎に暮らすとはそういう事なんです、健康のありがたみが身にしみてわかりました。
今回はですね、ちょうど移住計画を始めて1年経ち、無事に古民家移住が出来ましたのでその1年を振り返りたいと思います。
思い出してもさまざまな事があったっす。
挫折しそうな事、お怒りモードになった時、素敵な出会いもありました、そんなお話をまとめて統括したいと思うのです。

去年の年末、僕が勤めていた会社の上司から出勤したらお前クビなぁって軽く言われたったんです!
僕的には、はぁ?
で、
なんでクビなんですか?って聞くでしょ、そうするとミスを指摘するわけですよ小さな、ちなみに僕この時点で入社2ヶ月目でした、まだ、試用期間で仕事を覚えてる段階、ミスをしない方がおかしいでしょ、それも指摘されてるのは目玉焼きが固かったとか食器をしまう場所が違うかったなど、1度指摘されたら改善してたので2回同じミスはしてない。
もう、なんじゃコイツって感じで、同僚に相談したんですよ、イチ君のこと嫌いだからクビって言ってたよって、今時そんな会社ある?
あるんですよ、マジで漫画みたいなことが、そしてサラリーマンがアホらしくなったので自分のやりたい事、生き方がしたい、そうすると独立して自由な生き方が僕にとって最幸の選択だと思って移住計画を始めたのがキッカケなのです。

そこで移住の目的を考えました。
なんのための移住なのか?
移住をして何がしたいのか?
収入源は?
などなど考えるよね。
目的ははっきりしてたんですよ、『自分の理想をカタチにした生き方がしたい』
やっぱり1番はイヤイヤやりたくもない仕事をして、上司に使われて自分の大切な時間を消費したくない、お金=時間、生きるために僕の人生の時間を時給や日給で切り売りしてるのってどうなん?そこが疑問だった。
生きるためなら仕方がない、そうかもしれないね、でも、生き方は変えられるし自分が選べるわけじゃないですか。
そこで選んだのは、『半農半Xという生き方』
自然農法x農家民宿を生業にして生きるという選択だったんです。
じゃ、自分の理想とする生き方や生業をどのように実現し、どこならできるのか移住地を探し始めたんですけど理想地の条件は、

1、自然農法ができる。
2、程良く田舎
3、水が豊か
4、街まで車で1時間

こんな感じで程々の田舎で自然豊かな場所を探して、島根県、京都府と空き家バンクを利用して内覧に行ってた、そして京都府舞鶴市で理想的な古民家と立地を見つけて交渉開始。
舞鶴市はちょっと独特の制度があって空き家バンクを利用すると3回の面談が設定されるのです、面談が終わってようやく契約という流れ、僕も、石垣島から舞鶴に3回面談のために足を運び売買契約書を交わすことが出来たんだけど、ここでトラブル発生、なんと仲介の不動産屋が契約期日に引き渡しができない、それまでにも約束が反故にされたりがあった中でのまさかの契約不履行!
不動産屋に不信感MAX、その後の交渉も決裂して買わないという結論を出しました。
ほんと対応が最悪だったんよ、空き家バンクを利用しててもこんなことが起きるという教訓といい経験になったけどね。

京都の古民家は7ヶ月契約までにかかってて、石垣島から京都までの旅費代だけで70万くらい使ってたんですよ購入予定だったからね、それが全部無駄になりイチはかなり落ち込みました、夜な夜な涙で枕を濡らしてたけど、落ち込んでても仕方ないと前向きに考え縁がなかったと思って古民家探しを再開。
そして、ふと思ったんです、どうせ移住するなら超ど田舎で四季が色濃く春夏秋冬を思いっきり感じれる場所にしようと!
そして毎朝のルーティンが空き家バンクのチェック!
そして見つけたのが福島県大沼郡金山町の古民家、マジで気に入って内覧申し込んだら僕以外にも3組の内覧者がいて争奪戦になったんです、内覧して売主さんとお話して交渉する人を売主さんが決めるということになってたんだけど、まさかの誰とも交渉せず不動産屋さんとの交渉になるというオチがついてきた。
僕は思った、古民家って縁なんだなと、縁がない古民家は購入できないんだと、落ち込む僕はなんとか古民家を見つけようと空き家バンクに掲載されてる古民家を内覧したけど気に入る古民家はなかった、先に見た古民家の印象が強すぎた、マジで良かったんだよね超理想の古民家だったから他の古民家見てても霞んじゃってどうしょうもない!

でも、金山町は僕の理想とする場所だったんです、なので移住地は金山町に決定!
なぜ、金山町が理想的で魅力的だったのか?
それは、僕の目的が『自分の理想をカタチにした生き方がしたい』を実現できる場所だったからなんです。
役場に農業相談にも行き、農地にも案内してもらい町が新規農業者の受け入れに協力的だったんですよ、そして何より町の雰囲気が最高、5泊6日で内覧にきてたんです、宿泊先は全て町の農家民泊と民宿に泊まったんだけど、その時、僕が金山町で自然農法x農家民宿を生業にするビジョンが見えたんです。
ここでなら自分の理想とする暮らしが実現できると確信した。

町で知り合った方に古民家を紹介して内覧させてもらったんだけど、そこはまだ売主さんが手続き上、売れなくて断念。
そこで町営住宅に入り時間をかけて理想の古民家を探す事にして、役場と調整をして帰りましたが、町営住宅入居手続き用の書類をダウンロードするため、金山町のホームページを見てて、ふと空き家バンクを覗いたんですけどね、すると1年6ヶ月以上交渉中になってた古民家の交渉中が外れてる!
マッハで連絡すると、今、外したんですけど内覧しますか?
します!
すぐ行きます!
明日、行きます!
と、勢い込んで返事して翌月10月に内覧決まってまた金山町にやって来ました。
実はこの古民家、1年前に移住計画を始めた時に1番最初に見つけて交渉中だったけど問い合わせしてた古民家だったんです、その時はもう決まりそうって事だったので諦めてたらまさかの交渉決裂で僕に順番が回って来たのです。

つづく

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