日本の原風景が残る秘境の地、奥会津で古民家再生。

実は、はじめの移住予定は京都だったんだけど、事情により断念したんです。
祖父母が京都だったので、自分のルーツである場所に移住したいと考えて計画してたけど、まさかの頓挫で計画が白紙になっちゃった。

で、次の候補地は全く予定がなく、１から探すことになってしまったけど、なんで福島県で古民家を選んだのか、それは全くの偶然なのですよ。
半年以上も京都の古民家購入手続きをしていて白紙になり、モヤモヤしてたんですけど、立ち止まってても仕方ないし気分も晴れないので、次の候補地探しを始めた訳。
探し始めたのは良いんだけど全く当てもなく空き家バンクを彷徨ってたら、1軒の古民家が目に留まったんです。
あっ、好きかも！

イチ流の古民家の選び方

日本の原風景が残る秘境奥会津で古民家を空き家バンクで購入予定、DIYでリノベーションして農家民宿の開業を目指すブログ、古民家再生、農業、田舎暮らしを通して暮らしを楽しむ自分らしい生き方を配信しています。田舎移住、古民家再生は冒険だ。

それで、詳細を見ていくと農家民宿するには最高だけど田畑は付いてない。
築年数も69年、ちょい微妙、でも集落内だし何より、ぶっとい大黒柱に梁が素敵、早速問い合わせ、そこは福島県金山町だった。
実は、20年ほど前に訪れた事があるんだけど、めちゃ田舎って事しか記憶になかったのでとりあえず調べてみると奥会津地方で日本の秘境と言われてる場所だった。
僕は秘境と言われる場所に興味が湧いてネットで検索、確かに秘境だよね間違いない！
おまけに日本屈指の豪雪地帯、これは面白いかもって思っちゃう僕はきっと変わり者で変態なのだと思う。

別に福島県金山町にこだわりはない、っていうか移住地にこだわりはないんですよ、京都はね自分のルーツに帰るってこだわりだったんだけど、まぁ、どこでもいいゃって思った、なんなら人が選ばないような所が面白いかもって考えてたくらいだから。
だから、移住地を絞らずに古民家を探してたら、たまたま気になる古民家が福島県金山町にあった感じで、調べてみたら僕にとって魅力的な町だったという訳です。
しか〜し、秘境に移住するには覚悟がいるなって思っちゃう、確かに古民家は素敵で魅力的だけど、金山町での生活はどうなんだと、やっていけるんか？
そこを明確にしないことには移住は厳しいだろうと考えた訳ですよ。

そこで、古民家を気に入って移住を検討してるけど、僕は農家民宿、農業を生業にしたいと金山町移住センターさんに伝えました、農地は耕作放棄地があるので確保できると思うとの回答。
農家民宿も金山町は只見線が再開して宿泊施設不足なので需要がある。
なるほど、農家民宿と農業は生業として成り立つな、これなら移住してもやっていけるかも？
あとは、内覧して現地を実際に見て決める！
でも、大体なんとなく分かるんですよ１度行ったことあるから、古民家に関しては写真と詳細を確認してるので内覧で細部まで確認するけど購入する気持ちている。
金山町の人って良い印象があるんですよね、はじめはすごくぶっきらぼうで愛想がないんだけど、ちょっと打ち解けると、めちゃ人なっこい印象があった。
そしてお世話好き、今回、町役場の方に何回も問い合わせしてるんだけど、いつもきちんと対応してくれてお話を聞かせてくれる。
金山町愛を感じるから、やっぱり仕事だけではなく過疎地域の町を良くしたいって思いがあるんだと感じる、移住地としては最高でしょう。

まぁ、秘境だからね冒険ではあるけど、お気に入りの古民家、自然の景色、そして人が良い、それだけ揃ってれば移住地としては最高っす。
古民家を見つけてから福島県金山町を調べたけど、これも巡り合わせなのかもしれないね！
古民家や移住地は縁だと思うんですよ、そういう意味では京都には縁が無かったんだろうって感じるし、何気なく探してたらすぐに今回の古民家に出会えたのも縁なんだろうなぁ。

縁という意味でも今回、内覧する古民家は農家民宿するには最高、２階建ての中門造り、会津地方の伝統工法で建てられた古民家。
１階が５部屋、２階が４部屋とかなりの広さあって民宿には十分！家の横には只見川が流れててリバーサイドな古民家はロケーションも最高っす。
家の前後に家庭菜園があって収穫体験などに使える畑があるし、古民家も多少の修繕は必要だけど状態が良いので自分好みにDIYしやすいと思う。
僕は農家民宿を始める前提で古民家探しをしたけど、普通に暮らすには広過ぎる古民家だと思う、皆さんも、古民家探す時には目的に合った古民家を探してくださいね。
まずは、目的とプランを明確にして探すのが良いと思う。