春になり、田植えが始まるこの季節、よく聞かれる質問がある『古民家って虫でるの?』
僕はお決まりの返答をする『出るに決まってるだろ!』
古民家=虫
これは切っても切れない関係なのですよ、ある意味、虫が苦手な人には古民家厳しいよね、でもね、人間慣れると虫も平気になってくるから不思議。
地域によっても出てくる虫さんは違うのだけど、代表格はムカデ!
よく部屋に出てくるね、春と秋にはカメムシ、古民家は隙間が多いから、いろんな奴が入ってくる、高気密の現代のような住宅事情とは違うという事だね。
古民家にもよるけど、サッシが木製だったり、そもそもサッシもなく雨戸で、内と外の境界線がない古民家もあるから、虫とは共存の仲にならないと暮らせない。
田舎の古民家なんて、まわりには田んぼがあるのが定番、夕方にはカエルの合唱が始まり、鈴虫が鳴く、夏は網戸でエアコンなんてなくても涼しい古民家は、ダイレクトに自然界の音が入ってくる。
都会なら車の音や騒音だろう、でも、窓を閉め切りエアコンで就寝すると外の音は気にならない、田舎の古民家は違う、虫や野生動物の鳴き声が子守唄になる世界なんですよ。
慣れるまでは、うるせ〜なぁと思うかもしれない、でも日常になってしまえば心地よいコーラスとなり眠りにつくことができる。
自然との共存の上に成り立っている田舎での古民家暮らし、メリットだけではないデメリットにも目を向ける必要がある。
古民家はもともと自然の原理原則を取り入れたつくりになっている、日中は雨戸や引き戸を開け放ち、部屋に風を取り入れて涼む、夜には蚊帳をはり眠る。
それが昔の日常だったけど、現代では難しいこともあるから、高気密高断熱にリフォームする古民家が増えているけど、注意も必要。
闇雲に高気密高断熱にしてしまうと、古民家は悪くなる。
現代住宅のように高気密高断熱に設計されていないから、結露でカビが生えて健康被害が出たなんて話には事欠かない。
古民家には高気密高断熱は難しいけど、いろんな工夫があるから、程々が1番良いと思うよ、隙間をなくす工夫だけで虫の侵入も防ぐことはできるから。
古民家の暮らしは、自然の中に溶け込み暮らすこと、自然には多くの生き物、植物がいるけれどそれらは全て人の暮らしと繋がっている。
衣食住、全てが自然との暮らしで成り立つものばかり、古民家の魅力は自然との暮らしにあるということ。