新規農家参入

田舎移住を検討されてるみなさんの中には、農業で生計を立てたいと考えてる人も多いんじゃないかなぁ。
では、新規で農家になるには?
意外とわからないですし、ネットで調べても今ひとつわからない、それはリアルではないからなんです!
そこで、超ド田舎に古民家移住して1年6ヶ月の僕がリアルな体験をもとに、リアルなお金の話も交えて新規就農についてお伝えします。

まずは、僕の簡単な紹介から、令和5年11月に福島県の奥会津 金山町で古民家を譲って頂き移住した51歳のおっちゃんです。
半農半Xの生活基盤は農家民宿+農業ですね。
所有している農地は田圃4反(4000坪)、畑3反(3000坪)です。
来月には田圃を4反取得しますので田圃は8反になります。

さて、ここからがリアルトークですよ!
僕は農家2年目、農業経験は0でした。
1年目は5畝の田圃で稲作、3反で奥会津金山赤かぼちゃの生産をしました。
試験的な初年度だったので、農業収入は30万円程でした。
古民家に農地が付いてきたので、耕作放棄地を開墾しての就農で機械も何も無く、耕運機とトラクターを近所のおっちゃんにお借りして農作業をした1年目でした。

Screenshot
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農業参入で気になるのが、
1、農地の取得
2、農業機械
3、農業経験
4、販路
5、お金

みなさん、大体この5点が気になるんじゃないですか?
まず、1、は田舎には農地がゴロゴロ余っている。
高齢化で離農する人が多くて農地を引き受けてくれる人がいないので、耕作放棄地が多いけど離農する人から譲ってもらえる、タダで!これマジっす。
ここで注意点!
例えば、田圃をタダでもらえる、やったー😍ではない!その田圃が良いか悪いかの見極めをして譲ってもらう事、なぜか?田圃の水が取りやすいのか?水持ちは良いか?機械が入れる場所なのか?それらの条件を確かめた上でもらわないと後が大変なんですよ。
実際に田圃の状態を確認してから譲ってもらおう。

2、農業機械は何の作物を作るかで決まります。
畑で野菜メインならトラクターとロータリーがあれば何とかなる。
これが稲作となると最低でも、トラクター、田植え機、コンバイン、籾摺り機、選別機、精米機、乾燥機が必要。
そして、規模が拡大するほど機械も大型化する。
僕は畑と田圃をやっているので、2年目の今年は離農する人からトラクター、田植え機、籾摺り機、選別機、精米機、乾燥機を安く譲ってもらいました。
古い機械なので32万円!
コンバインも中古で探して購入、一通りの機械は揃えましたが、毎年機械の更新をしていく予定です、1町歩までは購入した機械でいけるかな?

3、農業経験はなくても大丈夫、だって初めはみんな経験ないからね。
田舎には農業のプロがゴロゴロいますから何でも教えてくれますし、今ならわからない事や農法なんてYouTubeで調べれる。
やる気でクリアーできます、僕も経験ないけど、やれば何とかなるし何より試行錯誤しながらの作業が1番の経験になるので、チャレンジする気持ちがあればいける。
逆に、経験を付けてじゃないと自信がない人は農業はやめた方がいいと思う。
なぜなら、自然との共存だから毎年環境が違うと、作り方も変わるし、不作、豊作もあるんです、机の上の勉強は役に立たない、実践あるのみっす。

4、作物出来ました、それだけではお金にならないのが農業です。
そう、売れないとお金にならない!
小規模から始めるなら、道の駅や、食べチョクなどのネット販売で十分利益が出ます。
何より、自分で価格が決められる。
規模が大きくなれば、農協や市場に卸すこともできますし、飲食店に直接卸すなどの販路開拓も必要だけど、僕はネットがオススメ。
食べチョクなどでは手数料はかかるけど、販売価格は自分で決められるしお客様の声も聞ける、農家としての喜びは大きいですね。

5、お金の話を最後に持ってきたのは、やっぱりみなさん一番気にするから。
まず、前提として農業規模をどこまで拡充するかによって、お金は変わってくる。
今の僕のように田圃を1町歩と、畑が3反なら32万円で購入した中古の機械で5年は何とかなると思う。
初期投資として、予算50万円で今の僕が運営する規模なら十分です。

ここからは、5年後の事業計画を立てて、収支と投資を考え規模をどうするかを考えた、僕の事業計画を簡単にお話しします。
今から5年後は田圃10町歩、畑5反の運営が目標です。

今年
田圃4反、お米収穫予定28俵=300万円
畑3反、赤カボチャ3,700キロ=売上450万円
売上750万円
経費を引いた純利益が650万円

2年目
田圃1町歩、畑5反
田圃、お米収穫予定70俵=630万円
畑3反、赤カボチャ3,700キロ=売上450万円
売上1,080万円
経費を引いた純利益が800万円

3年目
田圃5町歩、畑5反
田圃、お米収穫予定350俵=3,150万円
畑3反、赤カボチャ3,700キロ=売上450万円
売上3,600万円
経費を引いた純利益が3,300万円

4年目
田圃8町歩、畑5反
田圃、お米収穫予定560俵=5,040万円
畑3反、赤カボチャ3,700キロ=売上450万円
売上5,490万円
経費を引いた純利益が5,090万円

5年目
田圃10町歩、畑5反
田圃、お米収穫予定700俵=6,300万円
畑3反、赤カボチャ3,700キロ=売上450万円
売上6,750万円
経費を引いた純利益が6,350万円

これが、ざっくりとした5年事業計画なんですが、機械代は含めていません、購入を分割にするのか現金にするのかその時の状況次第なので。
ちなみに、トラクターなどの分割購入は毎月払いではなく、秋の1回支払う分割になります。
例えば500万のトタクターを5年払いにすると秋に1回100万払うを5年間って感じの支払い方法になるんですよ、収穫後にお金が入った時にまとめて払うシステム。

そこで、僕の農業機械購入計画は、今ある中古の機械を毎年更新して5年で新しい機械と入れ替える計画ですが、ざっと、値段と機械の紹介。

1年目
ヤンマー田植え機8条 ¥300万円

2年目
ヤンマートラクター ¥1,300万円

3年目
乾燥機 ¥250万円
農業倉庫 ¥1700万円

4年目
コンバイン6条 ¥800万円

5年目
籾摺り機、選別機、精米機 ¥500万円

さっとこんな感じで、5年間で¥4,850万円の機械購入費用となります。
よく、農家で言われる機械貧乏は、新しいの出ると欲しくなるんですよ😩
でも、わかるでしょ機械は高い!
規模が広がると作業効率上げないと追いつかないので、機械の高性能と大型化が必要なのです、僕は田圃を10町歩を1人で回すので効率化は必要な為、初めから大型機械を導入するのでこの金額。
それぞれの考え方があるので一概には言えないんだけど、僕の考えは大型機械をメンテナンスしながら費用対効果を考え、トラクターは大型にして1台でまわす。
田んぼに合わせて2台あると楽だけど、2台買うなら大型1台の方が良いという考え。

慣行農法なのか有機栽培、自然栽培かでも設備は変わってくる、農家は儲からない?キツイ、汚い。
昔から言われる言葉だ、でも、僕は儲かる、かっこいい、充実している職業だと思う、もちろん、やり方でそれは変わるだろう、生産技術と販売スキル、SNSなどを駆使した販売戦略は必要。

でも、生活ができるレベルで田舎暮らしを楽しみ、充実した生活を目指すのであれば田んぼ2町歩あれば充分だと思う、機械投資も少なく済むし家族で運営すれば、自分たちの食べるお米と野菜を作り残りを販売するスタイルで農業は成り立つ。
ハードルが高いイメージの農業だけど、やり方、規模を自分に合わせて設計すればいいんです。
僕は移住した時、手持ちが30万しかなかったけど農家になったし民宿も経営している、お金はないけど、やる気と夢はでっかいぜ。

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古民家をこよなく愛する12BASE代表イチです。 自身の古民家移住体験をもとに、古民家DIY、半農半X、古民家購入など幅広くリアルな情報をしています。

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