古民家Lovers

2026.02.21

古民家はなぜ人々をこれ程、惹きつけるのか?
それは不変的な魅力ではないだろうか。

現代の住宅が100年後に魅力的なのか?
多分そうはならないだろう、同じ100年の年月を得たとしてもだ。
では、何が違うのか?
材質の違いは勿論なのだが、僕は大工の違いだと思っている、それは会社に雇われている大工さんと、明治や大正時代の職人としての大工の違いだ。
今の住宅はプラモデルと同じだと思う、工場で加工された木材を図面通りに組み立てる、古民家はどうだろうか、現場で木を加工しつくり上げていた、大きな家だと6ヶ月以上工期がかかったという。
そして、棟梁の名前が墨書きされて、施主さんに引き渡される、誰が建てたのか100年後でも分かる、それは大工のプライドだろう。

古民家で暮らすと今の住宅では暮らせなくなる、間取りや使い勝手、冬は極寒、デメリットを挙げればキリはないが、古民家を離れたくない気持ちになる。
それは、幸福度の違いだ。
先日、新築のお家にお呼ばれした時、薪ストーブが設置されていて、とても暖かくてビックリしたけど、快適では・・・なかった、息苦しくて疲れてしまった。
高機密高断熱の住宅は凄い、家全体が薪ストーブで暖まりTシャツで過ごせる、でも、古民家に暮らす僕たちには息苦しい、これが古民家と現在の住宅の違いなのだろう。

古民家のデメリット、たくさんある、でも、慣れる。
古民家は寒い、部屋にペットボトルを置いておくと中の水が凍る、それくらい外と内の温度差が変わらない、でも、2年も暮らすと不思議と慣れる。
間取りや、使い勝手も慣れる、そして古民家の魅力が分かってくるから不思議だ、何より古民家暮らしは落ち着く。

古民家が落ち着く、どこか懐かしいというのは、僕たち日本人のDNAに組み込まれている本能が働いているのではないだろうか。
古民家は、日本の気候風土に合わせて建てられている、木材もその土地の物だ、木と石と土で建てられた築100年以上の古民家はシックハウスやアレルギーには無縁だ。
古民家で暮らしたい、そう夢見る人は多い、だが、理想と現実は違う。
現代の家のように住みやすくはない、憧れだけでは暮らせないのも古民家の現実、理解があって初めて古民家の扉を開く事ができる。

古民家に暮らすということは、不便を受け入れ楽しむという事だ、古民家を愛するLoversでないと挫折してしまうだろうが、何物にも変え難い幸福を得られるのも事実である。
古民家で暮らす、それは人生を幸福に過ごす受け皿と言っても大袈裟ではない、100年もの歳月を同じ場所で歴史を見てきた古民家を引き継ぎ、次世代に残していく、それはあなたの使命でもある。

今、海外でも日本の古民家は大人気だ、木造の伝統建築は世界でKominnkaとして認知されている。
だが近年、古民家は解体されその数が激減している、様々な事情があるので仕方がない事ではあるが、魅力ある古民家は年々減るばかりだ。
もし、あなたが古民家を購入するのであれば3年以内が勝負だろう、良い物件が出てくる機会は少なく、値段も上がっている、数が少ないのだ。
そして、これから先、古民家はリフォームされ当時の面影が色濃く残る物件は無くなるだろう。
新建材を使い、モダンにリフォームされた古民家に価値はない、それはもう、古民家ではなく古民家風だ、もちろん人の好みなので否定する気は毛頭ないが、古民家としての価値はないだろう。


古民家Loversとしては、やはり古民家は建築された当時の状態を維持して暮らしてもらいたい、江戸〜大正時代を肌で感じながら暮らす、それは最高の日本の文化を暮らしに取り入れた生活になるはずだ。
先にの出たように、古民家のデメリットは限りなくある、そしてメリットも同じようにある、そこには古き良き時代の暮らしが詰まっているのです。
古民家Loversの僕は声を大にして言いたい

古民家最幸!

古民家で暮らすと、あなたの暮らしや人生が根本から変わるかもしれない。
それだけのポテンシャルが古民家には秘められている、僕のように人生観が激変するかもしれない、古民家なしではもう、僕の人生はつまらなくなってしまう所まで来てしまった。

今回は、なんか雑誌の記事みたいに書いてみた(笑)

おわり

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古民家をこよなく愛する12BASE代表イチです。 自身の古民家移住体験をもとに、古民家DIY、半農半X、古民家購入など幅広くリアルな情報をしています。

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